気 温: | 「大気の温度」のことで,一般に地上1.25〜2.0mの高さで観測が行われている地上気温を指しています。私たちが「暑い」「寒い」と感じるとき、気温が高いからといって説得しますが、気温=体感温度というわけではありません。 |
湿 度: | 空気中に含まれている水蒸気の割合で、気温が同じでも、湿度が高ければ蒸し暑く不快感が増しますが、湿度が低ければ過ごしやすくなります。 |
ふく射: | 快適性を考える上で、案外知られていない重要な要素が、『ふく射熱』の影響です。ふく射とは、物から物へ熱が電磁波として伝わる現象をいい、気温が適温であっても、周りの壁面(天井、壁、床の室内面)の温度が極端に低かったり、高かったりするとその熱が人体に放射され、寒く感じたり、暑く感じたりします。 |
気 流: | 同じ気温であっても、そこに(風)があると、その気温よりも体感温度は低くなります。ちょうど熱いスープに息を吹きかける状態と同じで、風により体温が奪われるスピードが速まるからです。冬は、室内に気流のない状態が望ましく、夏は逆に気流を発生させることで、実際の気温よりも涼しく過ごすことが出来ます |