◆外断熱とは
外断熱工法は下図のように、構造材を外側で断熱しますので、壁空洞ができます。そこに空気を流すようにすれば、「木が呼吸する」ことが可能です。床下から壁空洞を通って小屋裏まで空気が流れるように工夫してあります。
外断熱工法の場合、下図のように壁の中に空洞ができます。
そこに空気を流す工夫があります
上図のように、(
赤い空気の流れ
)床下から壁の中を通って小屋裏まで空気が流れる工夫がしてあります。
(
青い空気の流れ
)は、外断熱材と外壁材の間を空気が流れるようになっている部分です。外壁材の熱(熱い&冷たい)を直接外断熱材に伝えない工夫でもあります。さらに、胴縁がシロアリ被害を受けないように、
常に通気に触れさせています
〜高断熱〜
断熱材が柱、梁の外側にあるため、断熱材が切れ目無く連続し、安定した高い断熱性・気密性が実現できます。
断熱材は柱の芯から張り、継ぎ目は必ず下地があるところに配置する。
出隅部は細かくカットした断熱材を固定する。
〜耐久性〜
柱・梁をすっぽり断熱材でつつむため、構造躯体部分での温度差が小さく結露も極めて起きにくくなります。
また、柱・梁など木材が直接空気にふれることで、木材の呼吸が促進され、耐久性の向上に寄与します。
※データー・写真・グラフ提供 玉川住宅総合研究所(玉川建設)